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the WORD of WARLOCK 世界の紹介

運命の島エルンに集いし魔法使いたちよ
いざゆかん、世界と自らの宿命を知るために

はじめに

the WORD of WARLOCK (以下、tWoWといいます) は、テーブルトークRPGのシステムです。

えっと、テーブルトークRPGとか、システムとか、ゲームマスター (以下、GMといいます) とかの言葉は、ぼんやりとでも知ってるとゆうことで話を進めさせていただきますね。
「なんのことかさっぱりわからない」とゆうかたは、ぐぐるなり、わたし(ぱいのみ林檎) にメールとかチャットで説明を求めるなりしてくださいです。

the WORD of WARLOCK のシステム

tWoW は、「6つの世界の物語」(マイクロデザイン出版局) に掲載されている、システムの1つです。
「アップル・ベーシック」という汎用システムを基礎にしています。他にアップル・ベーシックを元にしているシステムとしてウィッチ・クエストが有名です。

tWoW では、キャラクターは魔法使いしかいません。戦士とか僧侶とか盗賊とかは、なしです。
また、キャラクターができるのは、魔法を使うことだけです。
常識的に人ができること、たとえば、会話するとか、歩くとか走るとか、に判定はいりません。 一般のシステムで判定がいるようなこと、たとえば、鍵なしで錠をあけるとか、長い間水にもぐってるとか、は、魔法を使わない限りはできません。

キャラクターの能力も、魔法の能力しか設定しません。
魔法使いにとっては、魔法の能力以外のデータというのは、あまり意味がないのだそうです。

そして、tWoW での魔法は、すべてプレイヤーのオリジナル魔法です。
「メテオ」とか「ライトニング」とか「これでもくらえ」とかの決まった魔法はありません。 キャラクターはそれぞれの魔法の能力に応じて、魔法の言葉を組み合わせることによって、様々な魔法を使うことができるのです。

tWoW での魔法

具体的には、次のように魔法をかけます。
キャラクター例 もいっしょに見てください。

新米魔法使いソール・リトルスターは、子どもたちを励ますために、雲をつかったパフォーマンスをしました。
ソール「呪文:花・実・雲・優しい、で雲を優しい感じの花や実のかたちにする」

それぞれの魔法の言葉について、1レベル毎にサイコロを2個ふります。そしてゾロ目が出た回数が魔法の言葉をイメージできた成功レベルです。
魔法の言葉「花」は6レベルなので、サイコロを6回ふりました。
結果は [6,5],[4,1],[5,2],[6,6],[4,4],[3,4] でゾロ目は2回、2レベル成功です。
同じようにして、他の言葉についてもサイコロをふります。
実(6):[6,3],[2,1],[6,5],[2,3],[5,4],[2,1] 失敗
雲(3):[2,4],[3,1],[1,1] 1レベル成功
優しい(2):[3,6],[5,6] 失敗

GM「花が2レベル、雲が1レベル、実と優しいが失敗だね。
みるみるうちに雲のかたちがかわって、空いっぱいに白い大輪のバラが咲きました。
子どもたちはびっくりしたり、はしゃいだりしてるよ。」

このように、プレイヤーがどういった魔法を使うつもりか申告し、魔法の言葉をイメージできたかどうかを判定し、その結果どんな現象が起きたかをGMが描写する、という流れになります。

魔法の言葉がうまくイメージできないと、意図通りの結果が出ないこともあります。
たとえば上の例で、「雲」のイメージに失敗していたら、雲のかたちが変わるかわりに、付近の花が一斉に開花する、といったことになったかもしれません。

tWoW on IRC

さて、この tWoW をネット上でチャットでプレイするために、わたしたち (主に *namu*さん) は、IRC を中心としたシステムを用意しました。

IRC というのは、インターネット上でチャットするためのプロトコルです。
顔をつきあわせておしゃべりしながらプレイするかわりに、ネット上でチャットでゲームしようとゆうことです。
サイコロで判定する部分は、IRC 上でrobotがやってくれます。
登録したキャラクターシートを自動的に参照して、何レベル成功なのかも判定してくれますので、自分でサイコロをふるよりラクかもしれません。
チャットするためには、IRC クライアントソフトが必要です。
あとキャラクターは、Webで作成しますので、Webブラウザも必要です。まぁ、このドキュメントを読んでるとゆうことは、Webブラウザはお持ちですね。

次では、必要なソフトや使い方などをご説明します。
必要なソフトと使い方

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